電脳せどりとは？誰でもできる電脳せどりのメリット・デメリットを紹介

当ブログでもカテゴリの一つとなっている「電脳せどり」、実際のところどんなせどりなのか気になりますよね。

今回は初心に返り、電脳せどりがどういったものなのかご紹介いたします。

また、電脳せどりのメリット・デメリットに関しても詳しくお教えいたします。

電脳せどりって何？

ほとんどの人が一度は聞いたことがある「せどり」という言葉ですが、簡単に表すと「安く購入したものを高く売る」という商売の基礎的なことです。

数年前にブックオフで仕入れた中古本をAmazonで販売するという手法が流行り、それを「せどり」と呼んで広まりました。

こういった実店舗での仕入れが基本となるせどりに対して、仕入れから販売まで全てネット上で完結させた「電脳せどり」が出てきました。

全てネットで完結させることができるという参入のしやすなどから、現在では様々な人が「電脳せどり」を行い収入を得ています。

電脳せどりを行うには古物商許可証が必要？

電脳せどりに関わらず、せどりなどの転売を行う際には古物商許可証が必要という話があります。

古物商許可証は古物を買取って売るまたは買取って修理して売る場合に必要となるものです。

実は自分用に使うために購入したけどいらなくなったから売るといった場合には古物商許可証ナシで売ることができます。

なので電脳せどりをするのに古物商許可証は必須ではなく、ナシで行うこともできます。

ただし、ナシでやる場合はグレーゾーンになっており、取締が厳しくなるとアウトになりますのであまりおすすめはできません。

電脳せどりは誰でもできる

古物商許可証の件もあり電脳せどりをするのにはいろいろと面倒くさい手続きがあるんじゃないかと考えてしまう人も居ます。

古物商許可証自体は管轄の警察署まで行って書類を書いて許可申請すれば余程のことが無い限りは取得可能です。

古物商許可証は最悪ナシでもネットショップでの商品購入と通販サイトで商品の販売ができれば電脳せどりは簡単にできます。（ただし先程述べたようにグレーゾーンです）

普段からAmazonなどを使って商品購入をしていたり、ヤフオクのようなオークションサイトで販売を行っているのであれば、電脳せどりはかなりやりやすいです。

電脳せどりのメリット

普段からネットで買物をしているような人であれば誰でも簡単にできる電脳せどりには様々なメリットがあります。

電脳せどりで月数十万の儲けを出している人の殆どは以下のようなメリットを存分に利用しています。

また、以下のようなメリットがあるため、ここ最近でも多くの人が副業として電脳せどりを開始しています。

今回はメリットだけでなくデメリットも掲載いたしますので、両方をしっかりと見比べて電脳せどりを始めるかどうかじっくりと考えてみてください。

簡単に始めることができる

「電脳せどりは誰でもできる」の項でも書きましたが、普段からネットショップを利用している人であれば電脳せどりへの参入は簡単です。

電脳せどりを始めることよりも寧ろ安く仕入れることができる仕入先探しやリサーチのほうが難しいぐらいではないでしょうか。

もしあなたが電脳せどりを始める始めないで悩んでいるのであれば、すぐにでも始めてどういったものなのか感覚を掴むほうがおすすめです。

リサーチや仕入先探しに数多く慣れたほうがより大きな利益を生む道へと繋がっていくはずです。

在宅で全て完結する

電脳せどりは仕入れから販売まで全てネット上で完結することができるので、普通のサラリーマンのようにスーツを着て会社にいく必要がありません。

副業で開始して電脳せどりだけで暮らしていけるようになれば、会社を辞めて自営業としてやっていくといった道もあります。

普通のせどりだと実店舗まで足を運び仕入れを行う必要がありますが、電脳せどりであれば仕入先も販売先もネット上なので家から一切出る必要がありません。

電脳せどりには、自宅で悠々自適に稼いで好きなこともしてられるというまるで夢のような生活を手に入れるチャンスがあります。

ゆっくりと仕入れができる

実店舗での仕入れの場合、店まで行く労力もいりますが、お見せが開店から閉店までの間でしか仕入れることができないといった制限もあります。

店によっては夜の8時で閉まるといったこともあり、普通に働いているサラリーマンだと間に合わないこともあります。

しかし、電脳せどりであれば仕入先はネット上の通販サイトですので店の閉店を気にせず24時間好きな時に仕入れを行うことができます。

電脳せどりにはこういった時間を気にせず作業を行うことができるといったメリットがあります。

ご当地商品を自宅から仕入れることが可能

商品によってはご当地限定ものだとより高く売れるといった場合もあり、通常のせどりだと現地まで足を運ばないといけなくなります。

これに対して電脳せどりであれば、ご当地限定商品を販売しているネットショップを探してくればそれだけで解決します。

商品購入の費用に現地までの交通費までかさむせどりに対してかなり安価な仕入れでより大きな利益を電脳せどりで出すことができます。

ちょっとした時間でできるから副業に最適

電脳せどりは店舗に行く必要がなくネット上での売り買いがメインとなっています。

そのため電脳せどりを行うこと自体は大した時間がかからず、サラリーマンのような忙しい人でも隙間時間で行うことができます。

例えば午前中に安く仕入れるネットショップや商品を探して購入、昼頃にAmazonに出品して後は売れるのを待つだけといった感じでできてしまいます。

これだけで5万ぐらいの利益を出すことが可能で、本格的に腰を据えて電脳せどりを行えば更に稼ぐことができます。

小遣い稼ぎぐらいの気持ちで参入できるため副業としてかなりおすすめです。

大きめの商品でも仕入れることが可能

店舗まで行って仕入れる必要があるせどりの場合、交通手段にもよりますが、購入して持って帰れるものに関して制限ができてしまいます。

一番物多く持って帰れる方法は車での輸送ですが、それでも車の大きさまでしか荷物を乗せることができません。

しかし、電脳せどりであれば自宅に置いておける物であれば仕入れることが可能です。

通常のせどりを行うよりもより多くの商品を購入して利益を多く出すことができる可能性があります。

全てネット上で行うことができる電脳せどりのメリットの一つと呼べるでしょう。

電脳せどりのデメリット

ここまでは電脳せどりの良い部分ばかりを紹介してきましたが、ここからは電脳せどりの悪い部分となるデメリットもご紹介していきます。

せどりと比べてネット上で完結する分簡単そうに見える電脳せどりですが、悪い部分もあります。

メリットだけではなくデメリットまでしっかりと理解した上で電脳せどりを行うことが大事です。

自身でしっかりと利益が出せるようになってくると今度は如何にしてデメリットを減らすのかが利益アップにも繋がってきます。

送料がかかってしまう

通常のせどりであれば実店舗に足を運んでその場で購入し家にまで持って帰ってから転売するため購入時に送料はかかりません。

しかし、電脳せどりではそうはいかず、仕入先の通販サイトで購入したものを自宅へと送ってもらうための送料がかかってしまいます。

かかった送料を販売時に上乗せして販売すればいいかもしれませんが、そうすると他よりも高くなって売れなくなってしまう可能性があります。

結果送料を含めない金額で販売することになってしまい送料分余分に経費がかかってしまうこととなります。

商品状態が不明

店舗に足を運ぶせどりならお見せで直接商品を手に取ることや目で確認することができるため商品状態が購入前によくわかります。

電脳せどりの場合ネットショップ内でアップロードされている画像と記載されている情報でしか商品の状態を確認することができません。

そのため購入した商品が実際に手元に送られてくるまでちゃんとした商品状態を掴めません。

商品を販売するネットショップ側も商売ですのでちゃんとした物を売ってくれますが、中には実際に届いた商品を見てみたら記載のなかった傷なんかがあったりもします。

そうすると販売する際に値段を下げないといけなくなったりするため利益が減ってしまうというデメリットが生じます。

大きな利益を出すまでが大変

電脳せどりをやり始めると難しくなってくるのが安く仕入れることができる仕入れ探しや利益を出すための商品探しです。

早めに他よりも安く仕入れることができるネットショップや大きな利益を出せる商品を見つけることができればよいですが、そう簡単には見つけることができません。

他の人とまったく同じ商品を出しても利益が分散してしまいますので大きな利益を見込むことができません。

根気よく仕入先探しやリサーチを行うと共に楽天やAmazonで行われているようなセールを逃さないことも重要になってきます。

運にも左右されやすいですが、大きな利益を出すまでが大変です。

実は飽和状態になりつつある

電脳せどりは参入までのハードルがそこまで高くはなく、そのせいで参入者が増えすぎて飽和状態になりつつあります。

なので、ちょっとした人気商品であると価格競争が起こっており、稼ぎにくい状態になっています。

尚の事商品を仕入れる力・リサーチ力が重要となっており、そこを怠るとどんどん利益が出にくくなってしまいます。

また、飽和状態となっている場所を避けるため、商品のジャンル自体は飽和状態になっていないところを探すのも一つの手です。

競争率があまり高く無いジャンル・カテゴリーを見つければそれだけで通常よりも利益が出る可能性が高まります。

とにかく大事なのは根気

ここまではこれから電脳せどりを始めるかどうか悩んでいる人向けの話をしてきましたが、少しだけ踏み込んだ話をしていきます。

とりあえず電脳せどりを始めてみて、まず躓くのは仕入れに関することではないでしょうか。

なかなか商品を安く仕入れることができず、送料との兼ね合いも上手くいかず利益が出ないで苦戦していることだと思います。

電脳せどりに限らずせどりで稼ごうとするならば、必ず仕入れ力・リサーチ力が必要不可欠です。

これらを鍛えるためには繰り返し仕入れ・リサーチを行っていくことです。

仕入れ力・リサーチ力をつけるためのポイント

仕入れ・リサーチの力をつけるためには根気よく繰り返すのが大事ですが、ただ繰り返すだけでなく、以下のような点を抑えることが大切です。

• 扱う商品のジャンルを決めておく
• 他があまり出してない商品を探す
• 売れ筋となる商品を探す

ただ漠然と売れそうな商品を探すだけでなく、扱うジャンルを決めてどのような商品を狙うのか決めておくことが大事です。

また自身が見つけた商品をとりあえず購入して販売してみることも重要です。

実際に商品を販売してみることでどのような商品が売れやすいのかがわかり、次の仕入れへと繋げることができます。

最初の設定金額は低く徐々に増やす

電脳せどりを最初からメインの稼ぎとして利益を出していこうとするのはかなり難しいです。

電脳せどりでの利益は仕入額の15%ぐらいを目指していくのがやりやすいです。

この計算で行くと月10万稼ごうと思うと仕入額は約67万円必要になることになります。

元からかなりの資本金を持っているような人では無い限りいきなり67万円も仕入れに使うのは難しいです。

なのでまずは2～3万円ぐらいの利益を狙い、13～20万円ぐらいで無理のない金額を仕入れ金に回すのがおすすめです。

そこから繰り返し電脳せどりを行っていく利益が増えてくれば仕入れ金額を徐々に増やしていきましょう。

商品によっては時期などが合えば大きく収益が出るものがあるかもしれません。

しかし、それは一時的なものである可能性がありますので、なぜ売れているのかをしっかりと調べましょう。

下手に仕入れ金額を大きくしてしまうと商品が売れなかった際の赤字は大きくなってしまいますので最新の注意をはらいましょう。

電脳せどりを行うなら販売先はAmazonがおすすめ

電脳せどり用に商品を仕入れたら今度はその商品を販売するための販売先が必要です。

販売先としてはラクマのようなフリマサイトやヤフオクのようなオークションサイトなんかもあります。

それらを使ってのせどりも良いのですが、特におすすめなのがAmazonを使って行うAmazon転売です。

実はAmazonではアカウントさえあれば、Amazonサイト内で個人的に商品を販売することができるシステムが入っています。

電脳せどりではこのAmazon特有のシステムを使って安く仕入れた商品に利益を上乗せして販売していきます。

Amazon転売は初心者でも仕組みを理解すればやりやすいので特におすすめしています。

Amazon転売に関しては当サイト内「Amazon転売で成功するために！せどり初心者がやりがちな失敗例6選！」にてご紹介していますので一度読んでみてください。

電脳せどりに拘りすぎないことも大事

ここまで電脳せどりとはなにかを始めメリットやデメリット・仕入先・販売先についてまでご紹介してきました。

電脳せどりに拘り、毎日ネットショップを回って商品を探していると段々ネットショップのみに囚われていってしまいます。

結果利益が出ない原因がわからずに仕入れを行って赤字になっていくという悪循環にはまってしまいがちになります。

そうならないためにも気分転換も兼ねて定期的に外に出て、実店舗で商品を見ることも大事です。

気分転換も兼ねて外に出よう

ハードオフやブックオフのようなリサイクルショップでも良いですし、モール店に入っている普通のお店の商品を見てみるのも良いです。

また、テレビ等を見て最近の流行など情報を得ることも大事です。

思わぬところに売れ筋商品を見つけるためのヒントが落ちていることがありますので、極力アンテナを広く張っておくようにしましょう。

仕入れ力・リサーチ力を上げることもそうですが、細かいをことを積み重ねていけばいずれ大きな力となってあなたの元へと返ってくるでしょう。

まとめ

今回は電脳せどりについて、初心者向けにメリットやデメリット・仕入先・販売先をお教えいたしました。

電脳せどりは店舗で仕入れを行うせどりと少し違い、ネットショップで仕入れ販売を行い完結させるせどりのことを指しています。

電脳せどりを行う上でのメリットとしては以下のようなものが挙げられます。

• 簡単に始めることができる
• 在宅で全て完結する
• ゆっくりと仕入れができる
• ご当地商品を自宅から仕入れることが可能
• ちょっとした時間でできるから副業に最適
• 大きめの商品でも仕入れることが可能

特に普段からネットショップを利用しているような人であれば参入がしやすく、利益を挙げることもそこまで難しくないと考えられます。

電脳せどりを行う上でのデメリットは以下のようになっています。

• 送料がかかってしまう
• 商品状態が不明
• 大きな利益を出すまでが大変
• 実は飽和状態になりつつある

メリットがあればデメリットはつきものですが、このデメリットをいかに上手く抑えられるかで、ある程度は利益にも影響してきます。

また、電脳せどりを行う上で大事な仕入れ力・リサーチ力を上げるためには、商品ジャンルを決めておくなどポイントを抑えておくことが重要です。

最初の設定金額は2、3万円ぐらいの利益からで、利益が上がれば徐々に仕入額も上げていきましょう。

初心者の販売先としては専用のシステムが用意されているAmazonがおすすめです。

電脳せどりに拘りすぎず、定期的に外に出て実店舗で商品を見てみることも刺激になって良いです。

テレビなどでの情報収集を行いアンテナを広げることでより大きな利益を生み出すための道へと繋がっていきます。