目次
はじめに
せどりを始めた皆さん!
順調に利益は出せているでしょうか?
特にせどりを始めてすぐの頃は、楽しくなってしまって後先考えずに仕入れてしまいがちですが…
それは大変危険です!
「仕入れたのはいいけど、価格が下がって利益が出ない…」
「出品規制があるの?知らなかった…出品できない(泣)」
とせどりで失敗してしまった方いませんか?
まだ失敗しなくても、知らないと今後失敗してしまうかもしれません。
早々に脅してしまったかもしれませんが、
ここでは「せどり初心者が間違えやすい失敗」と「失敗を回避するためにすべきこと」をまとめています。
今から説明していくことを参考にしていただいて、この記事によって皆さんが楽しいせどりライフを送れるようにサポートできればと思います!
せどり初心者がやりがちな失敗6選
まずは、せどり初心者の皆さんがせどりで成功するためにありがちな失敗例を6つご紹介いたします。
せどりはお金の流れ、いわゆるキャッシュフローが肝心となってきます。
資金に余裕がない方は特にデッドストックとならないように仕入れで失敗しないようにしていきましょう。
「ランキングが高い=売れ行きがいい」…それってあっていますか?
これは仕入れ判断の最重要ポイントであることから、
Amazon転売を始めた方は恐らく最初に「モノレートの見方」を習うと思います。
しかし、ここで一つ間違いやすいポイントが存在します。
それは
ランキング
です。
例えば、下に示す商品はランキングで「3175位」です。
一般的にはランキングは高い方であると言えます。
ではランキングが高かったらすぐに仕入れて良いか…
ちょっと待ってください、仕入れる前にもっと詳しく見てみましょう。
このグラフからわかる通り、3カ月でたった5個しか売れていません。
このように「ランキングが高い=売れている」と必ずしも言えないので、
3カ月、6カ月、12カ月単位でどれくらい売れているのか確認しましょう!
価格差だけで仕入れ→在庫処分
仕入れ判断でよく間違えやすいのが「価格差」だけで仕入れてしまうケース。
例えばこちらの商品を「4万円」で仕入れることができるとすると、あなたはこの商品を仕入れますか?
実際この商品は8万円前後では99%売れないでしょう。
なぜか。これはモノレートで説明できます。
以下のモノレートを見てください。
価格相場を見ていただけると分かりますが、
新品の値段が急激に上がっていますよね。
本来この商品の適正価格は5千円くらいなので、過去に一度も8万円で売れた形跡はありません。
このようにAmazon価格が一時的に高くなってるだけかどうか、本当にその値段で売れてるのかを確認しましょう。
もしすでに仕入れてしまった場合には在庫として残しておくのではなく、
値段を下げて売り切るか、リサイクルショップなどで売ってしまうのが良いです。
モノレートを見る癖をつけておきましょう。
販売価格の設定のミス
これはベテランでもやってしまうミスなのですが、
0の数を間違えてしまうなどの価格設定のミスです。
大幅な金額の価格改定があった場合、価格改定ミスと判断されAmazonが自動で出品が停止され、メールで通知がきます。
ただし、価格改定ツールを使っている人は下限設定をしていないと、限りなく値段が下がってしまうので注意が必要ですよ!
偽物を仕入れてしまった
有名な店舗やネットで仕入れる場合は偽物ということはまずありえないのですが、
個人で出品しているヤフオクやメルカリなどといったサイトで仕入れる場合は注意が必要です。
出品者が偽物と知らずに出品している可能性もありますが、
悪質な場合、偽物だと分かっていながら販売する業者もいます
仮に偽物を仕入れてしまった場合、責任が問われるのは販売者なので
仕入れる際には十分に注意しましょう。
販売できない商品を仕入れてしまう
Amazonには出品規制が存在し、これらは出品不可です。
出品許可が必要なカテゴリーを以下に紹介します。
・Amazon限定商品の出品
・ストリーミングメディアプレーヤー
・イタリア製品
・出品許可が必要なカテゴリー
以前は食品・飲料、ドラッグストアやペット用品など
出品許可申請が必要なものがほとんどでしたが
現在はほとんど申請が必要なくなったようです。
ただし、PanasonicやCanonといったメーカーごと若しくはASINごとの出品許可申請が必要になる場合があるので、ここには注意しておきましょう。
出品許可申請が必要な商品には商品登録画面で上の画像のように「出品許可申請」と表示されます、確認必須です!!
※Amazonの出品許可が緩くなっているのか、「出品許可申請」ボタンを押すだけで申請が承認されるケースがあるようです。
利益の見込める商品を見つけたら「出品許可申請」ボタンを試しに押してみるのも一つの手です。
仕入れる商品が出品できるかどうかあらかじめ確認しておくといいですね。
手数料・送料を把握していない
モノレートを見て売れていることを把握し、適正価格も確認できた…
よし、商品を仕入れよう!
…となるのはまだ早い!!
Amazonで販売するにあたって忘れてはいけないものは
手数料と送料
です。
Amazonで販売をする際には「販売手数料」とFBA利用に対して「FBA手数料」が発生します。
また、FBAを使用する場合には、FBAの倉庫に送るまでに配送料もかかります。
販売手数料
まずは販売手数料に関して。
Amazonの販売手数料はカテゴリーごとに異なるのですが、高いものでは45%の販売手数料がかかるものも。
また本・ミュージック・ビデオ・DVDのカテゴリーは販売手数料とは別に「カテゴリー成約料」がかかるので注意が必要です。
カテゴリーによっては、手数料によって予定していた利益率よりも低くなってしまう可能性もあります。
仕入れる際には
・どのカテゴリーに該当するか
・どのくらい販売手数料がとられるか
を事前に確認しましょう!
FBA利用手数料
さて次はFBA販売手数料です。
FBAとは、フルフィルメントby Amazonの略で、Amazonが提供する物流サービスのことを指します。商品をAmazonに委託することで販売、受注、出荷までをAmazonが行ってくれるサービスとなります。
FBAの手数料は「配送代行手数料」と「在庫保管手数料」の2つで構成されており、
両社とも商品のサイズや重量、保管日数などによって料金が異なります。
商品区分
配送代行手数料(小型・標準・大型)
配送代行手数料(高額商品・小型で低単価の商品)
在庫保管手数料
大型商品をFBAで販売する場合、配送代行手数料は小型や標準サイズに比べてかなり高いので、仕入れる際にはFBA料金シミュレーターで手数料を計算しておくことをおススメします。
FBA倉庫に送る配送料
最後にAmazonの手数料ではないのですが、商品をFBAの倉庫に発送する際にかかる配送料に関してです。
ヤマトや佐川、郵便局といった大手配送業者がほぼ同時期に値上げをしたため、配送料はさらに高騰する形となっています。
各配送業者の関東初の料金表で見てみると、料金は横並びです。
<ヤマト>
<佐川>
<郵便局>
配送料も商品サイズや重量が大きくなればなるほどコストがかかるので、仕入れをする際には配送料も視野に入れて利益計算をしましょう。
Amazon転売で失敗しないために
さてこれまで様々な失敗例を挙げてきましたが、
Amazon転売で失敗しないためにはどうしたらいいのでしょうか?
正直に申し上げましょう。
失敗しないことはあり得ません!!
何を言ってるんだ、失敗しないためにここに来たんじゃないかと思われるかもしれませんが、
現在Amazon転売でどんなに大金を稼いでいる人も
失敗を経験してきているんです。
とはいえ、特に資金が少ない方は極力損失を出さないようにしたいですよね。
ここでは失敗をできるだけ少なくするための方法を紹介していきます。
モノレートの見方をマスターする
Amazon転売で結果を出せるかどうかはモノレートを見て分析をしっかりできるかが鍵となってきます。
もし仕入れでうまくいかないと思った時はまずモノレートの見方を見直しましょう。
モノレートの見方さえマスターできれば、価格競争に巻き込まれずに済んだり、売れ残る心配も減ります。
仕入れには根拠が大事
Amazon転売で最も多い失敗は
「出品者が増えて全然売れなくなった」
「価格競争で利益が出なくなってしまった」
というものが主です。
では、このような事態を回避するためにはどうすればいいのか。
大事なのは
根拠を持って仕入れる
ということです。
「この商品はプライムの出品者が□人で月の販売個数〇〇個だから△△個仕入れられる、だけどモノレートユーザーの数が□□人いるから値段も回転も下がりそう…
だから〇〇個だけ仕入れていついつまでに売れば利益はこのくらい出るな。仕入れよう!」
などできるだけ具体的な根拠を持って仕入れるようにしましょう!
なぜ失敗したのか分析しよう
失敗したら落ち込んでしまうのはわかりますが、その後が大事です!落ち込んでる場合ではありません!!(笑)
なぜ失敗してしまったのか?
失敗しないためにはどうしたらいいか?
と失敗した原因を分析し、次から失敗しないように対策をすることが大切です。
小さいミスが積み重なると大きな損失につながります。
失敗が多いと感じたらその原因を分析してみましょう!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
Amazonでは失敗はつきものです。
ですが、対策はできるので損失が最小限で済むようにしていきましょう。
失敗したときこそ稼ぐチャンスだと思ってがんばっていきましょう!!
では。