目次
はじめに
モノレートが2018年7月頃より仕様変更されたことを知っていますか?
事前告知はなく、いつの間にか変更されていたので、「何のことですか?」という方も少なくないはず。
しかし、この仕様変更を把握していないと「全く商品が売れなくなった」という事態になりかねません。
そこで、皆さんにどのような仕様変更があったのか、情報を共有させていただこうかと思います!!
【知ってるか知らないかだけで差は歴然!】モノレートの仕様変更って?
今回、皆さんが知っておくべき仕様変更は2つ。
1つずつ見ていきましょう。
①売れ行きの繁栄が不正確になってしまう仕様変更
この仕様変更は2018年10月頃から多数の商品で確認されています。
こちらの商品がその例です。
この商品のモノレートのグラフを見てみましょう。赤枠で囲った部分に注目してみてください。
10月9日あたりから明らかに売れるペースが落ちていますね。
しかし、同じ期間なのにもかかわらず「Keepa」では下のようにめちゃくちゃ売れてるんです。
このようなことがなぜ起こっているのでしょうか。
実は、この現象は「モノレートのデータ取得頻度」が原因なのです。
モノレートはKeepaに比べてデータ取得頻度が遅いです。つまり、実際には売れていてもモノレートでは売れていないように見えることがある、ということです。
この仕様変更は現在、適用されている商品とそうでない商品がありますので、そこも注意ポイントですね。
②バリエーションに関する仕様変更
バリエーションとは、同一商品でカラーなどが異なる商品を、同じカタログページにて販売・表示する設定のことを言います。
具体的に見てみましょう。まずは下の商品をご覧ください。
この商品にはバリエーションが設定されています。このカタログには4種類のバリエーションがあります。
では、次にこの商品のモノレートを見てみましょう。
赤枠の部分が変更前で、青枠の部分が変更後です。
「仕様変更の方がたくさん売れてる!!」
と思った方は注意ですよ。
これは、カラーバリエーションを合算しての売れ筋をあらわしているのでこのカラー単色での売れ筋ではありません。
つまり、2018年7月より、モノレートでは同一商品のすべてのバリエーションのグラフが反映されるようになったということです。
こちらも仕様変更があったのは一部ですが、今後他のジャンルでも同様に変更となる可能性が高いです。
仕様変更によって起こる問題とは
モノレートの仕様変更についてお話ししましたが、ではこの仕様変更が引き起こす問題とは具体的にどのようなものになるのでしょうか。利益に直結するもので言えば以下のようなパターンがあります。
急に価格が高騰しているため、今まで通りに売れるというのは考えにくいですね。
それなのにこのグラフでは、販売価格が10,000円でも以前の2,000円の時と売れ行きが変わっていません。
ここで②の商品のKeepaのグラフを見てみましょう。10,000円の履歴は一切ありません。
そのため、モノレートだけを信用している人は
・仕入れたけれど、全然売れる気配がない
・プレ値だと思って定価で仕入れたが、プレ値ではなかった
・売れないので泣く泣く値下げしたが、赤字になってしまった
ということが起こってしまうのです。
【どうすればいい?】モノレート仕様変更問題への対処法
さて、これまでモノレートの仕様変更に伴う問題点について書いてきたわけですが、その解決策はというと、
ずばり…
「モノレートを参考にしない」
これしかありません。売れ行きが正しく表示されないというのはせどらーにとっては命取りです。
その代わりにKeepaを利用していってください。グラフ表示が一番正確です。
もう一度言います。「モノレートは辞めて、Keepaを使うべき」です!
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
さて、今回は売れ行きにかかわるモノレートの仕様変更についてお話ししました。
今のうちにモノレートから離れるべき、ということはおわかりいただけたでしょうか。
時代の波にしっかり乗って、せどりで成功をつかみましょう!