Amazonでせどりをしていると、
「複数アカウントを使っていたらアカウント停止・閉鎖された」
という事態に陥ることがあります。
ここでは
・アカウント停止・閉鎖されないための複数アカウント運用方法
・アカウント停止・閉鎖された時の復活方法
を紹介していきたいと思います。
目次
1.Amazon規約を把握しておこう
まずはAmazonの仕組みを知っておきましょう。Amazonの規約にはこのように記されてあります。
・出品の際に用いるアカウントは、1つに限定してください。
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html/ref=hp_left_ac?ie=UTF8&nodeId=4115
これが大前提となります。知らなかったでは済まされないので、しっかり把握しておく必要がありますね。
Amazon出品用アカウントを複数持っていることがAmazonにバレると、関連のアカウントが全て閉鎖となるので、ここで複数アカウントの持ち方を学んでいきましょう。
ただし、Amazonを使用しているせどらーならわかると思いますが、Amazonに「絶対」はありません。規約も随時変更されていってます。
「必ずアカウントが守られる手法はない」
と認識しておいてください。今回はリスクを最小限におさえる手法を紹介します。
2.複数アカウントの作り方と運用方法
さて、ここから複数アカウント運用の詳しい方法について書いていきます!
クレジットカードを分ける
複数アカウントに気づかれないためには最低限
登録クレジットカードを分ける
というのをやっておきましょう。これは「絶対」です。
アカウントを複数作るなら、クレジットカードの扱いには特に注意を払ってください。
クレジットカードの名義は同姓同名もいるのでそこまで心配はいらないのですが、
請求先の住所が同じだと同じ名義だと判断されてしまう恐れがあります。
実家の住所でクレジットカードを作成するなど、クレジットカードの請求先住所も違うと安全です。
登録情報を変える
先ほども少し書きましたが、登録する住所もできるだけ変えておきましょう。
必ずしも同一の住所だとアウトか、と言われるとそうではないですが、
1つのアカウントが停止・閉鎖になった時は芋づる式で全て停止…という事態になりかねません。
住所ならバーチャルオフィスやレンタルオフィスを使っている人もいます。
電話番号なら050の番号が作れるサービスがあります。
https://ip-phone-smart.jp/smart/smartalk/
リスク回避のためにはやっておきたい手法です。
パソコンを変える
パソコンはできればで構いません。優先度はこの中では低いです。
ただ、何らかの理由でアカウントに問題ありと判断されて調査が入った場合は、同一のパソコンでの複数アカウントが運用されていると認識されて関連付けされる可能性があります。
IPを分ける
IPとは簡単にいうと勝手に振り分けられたインターネット内の住所のようなものです。
先ほどと同じく優先度は低いです。ただ、調査が入ればIPの関連付けでアカウント停止・閉鎖のリスクはあります。
銀行口座を分ける
先ほどのクレジットカードと同様の理由で、複数アカウント運用時には別の銀行口座を用意しておきましょう。
アカウント閉鎖後の再取得にはプロバイダを変更するなど
出来るだけ情報が関連づかないように対処するのも有効です。
3.複数アカウントを作る際に便利なツール
今までの話で分かると思いますが、Amazonで複数アカウントを運用する、または停止・閉鎖からの再取得の際には
別人になりきることがとても重要になってきます。
しかし、登録情報やパソコンを一新するのは大変ですね。
そこで皆さんにオススメしたいのが仮想デスクトップです。
https://www.onamae-desktop.com/
有名なのは「お名前.com」が運営している
デスクトップクラウドサービス
というものです。
簡単にいうとインターネットで接続されるすべての情報が「別人」になるので、複数アカウントで関連されるリスクがなくなります。
PC情報、IP情報も別のものになるので
特別に何か用意する必要はありません。
アカウント作成に困っている人には一番おススメです。
4.本人確認書類・利用可能な通帳が必要【最新情報】
以前までは必要ではなかったのですが、最近はアカウントを作成する際に本人確認書類と通帳が必要となりました。
具体的にいうと、
・運転免許証の表裏の写真
・現在利用中の通帳の表と記帳されている写真
このあたりが必要となるため、複数アカウントを作成する際は完全に他人の書類が必要となります。
おわりに
複数アカウントを使うことにより、リスク管理や売り上げアップにつながることが複数アカウントの強みになります。
昨今はAmazonの規約変更で圧倒的にライバルが減っているので、
アカウント停止を恐れて何もしない、のではなく
自分で情報を集めて、リスクを最小限に抑えるという手法でせどりの幅を広げていきましょう!